ズミやキブシ、ナシの類い、リンゴ、カイドウ(垂枝カイドウも含む)など応用が広い。 小品ー中品の愛好家の心をつかむような素材作りの画期的なもののーつである。 ピラカンサはそのまま作ると甜㎝を越える。 小品には、根上がり発根すれは根も利用)幹の複雑な部分だけを利用する。 仕上がりで約20㎝。 やや大型の樹となるが、趣味家が20年もかけて作ったような本格作品である。 栃~鯛年にかけて、園芸店にある程度の数が出回り、このサイズに興味を持つ小品愛好家が<取り木>用に収集したものである。 作業の実際は写真中にある解説を参考にしていただき、次の②のピラカンサを見てみることにしよう。 このピラカンサは本体約10㎝。 挿し木苗を曲付けした素材で、畑作りとは違って鉢作りである。 10㎝~12㎝程度の味のある小品を好む愛好家には参考となるだろう。 ピラカンサのこれまでの小品ボンサイ作りは、挿し木や、まれだが実生苗を鉢で長く作り込むことが多い。 持ち込みによって風情の出る樹で、繊細な面も多く持つ好樹なのである。 |