自生地の環境から学ぶ。 高温乾燥に対する抵抗力はこれまで紹介したように、樹木の耐暑性とは、高温乾燥に対する抵抗性ということになります。 当然、自生地の環境条件や、根の深浅が大きく影響しています。 その具体的な区分をしてみると以下のようになります。 本来が湿地帯に生育している樹木は、平均して耐暑性は弱い傾向があります。 また高冷 地で、他の落葉樹などと混生している樹種も耐暑性は小さいといえます。 白然植生で根が土壌深く張る樹種[深根性)は、鉢に上げると必然的に浅根になりますの で、耐暑性は低くなります。 逆に本来が浅根性の樹木は、鉢植え鉢にとっても耐暑性はほとんど変わりません。 高地に自生する樹木でも、岩壁などで乾凧を受けて生育しているものは、耐暑性は大きいものです。 もちろん、著しい乾燥地に自生するものは、耐暑性もかなり大きいといえます。 夢の鉢植え置場。 「こんな置場が欲しい」がら学ぷ 鉢植え置場の南側やや束寄りに、きれいな水の渓流や沢、あるいは湖沼がある。 水面から5~10mほどの商い段丘上に、幅20-30mの土地があり、この場所に鉢植え棚を設置する。 5~10mの高さの段丘と記したのは、増水などの被害を考慮したためである。 |