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鉢植日記


鉢植日記のこえ

冬に雪に埋もれる樹種は実は低温と乾風に弱い。
盆樹の耐寒性については、以下の二つの要素に分けて考えることができます。
自生地の緯度や標高に相関する、二、自生状態での根の深浅に関する要素。
このうち、一の自生地の緯度や標高に関しては、さらに細かく分けて考えることができます。
まず、もともと高温多湿な環境に自生する、耐寒性の低い熱帯植物では観葉植物にはなっても、鉢植えに仕立てられるケースは少ないので、ここでは省きます。
日本のように温帯に自生する植物では、積雪があるかどラ恥がもっとも耐寒惟に関与し、つ と考えられます しかし実態はまったく逆なのです。
北国と呼ばれる地域は,ほとんどが深い降雪地帯です。
こうした降雪地帯に自生する植物は、実は雪に埋もれることによって保護されているのです。
積雪に覆われることによって、一定以下の低温になることもなく、また乾風を受けることもないからです。
実際に北海道に自生する蝦夷松の、積雪面より上部に露出した枝葉は、吹きすさぶ乾風によって枯れ上がり、幹枝は神・舎利と化しているのが普通です。
いっぽう、雪に埋もれた枝葉は雪の中で保護されているのです。
したがってこうした樹種は、実は低温や乾風に対する抵抗力が弱く、関東などでも空っ風の吹きすさぶ環境に置かれれば、たちまち乾風と寒気の被害を受けることになるのです。
蝦夷松はその代表的な樹種なのです。


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