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鉢植日記


鉢植日記のこえ

素材から小品ヘ。
一曲を持つ素材の場合、基本となる枝は、下から一の枝、二の枝。
素材から取り木後7-8年の状態である。
素材は基本型のr字形であり、指程度の太さであった。
素材当時はまだ技術的に確立していない頃であり、細く折れ曲がった素材の状態から見ても期待されていたものではなかったという。
曲ある素材から取り木まで。
素材は、単に折れ曲がっているだけの幹から仕立てたものである。
現在このような素材から取り木準備中の多くが試作中であり、シリーズのなかで、詳しく紹介していく予定である。
ここでは一曲ある部分を持つ庭木または鉢上げ素材から取り木をかけるまでを紹介する。
取り木時期は静岡中部で2月中旬から7-8月ころまで可能である。
イラストに見るように取り木部は曲の下側となる、そしてその発根部から上に向かい一曲があって、その上で切り離すわけである。

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