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鉢植日記のクロマツ


鉢植日記のクロマツ 鉢植日記のクロマツ

 伝来の盆栽は明治天皇とともに京から江戸へもたらされたものといわれている。
また一部は江戸城内の装飾として用いられた盆栽がそのまま残されたとも伝えられる。
さらに爵位を持つ人々からの献上品などが加わり、昭和初期には5千鉢にも及んだという。
 伝来の盆栽の特徴は、まずその大きさである。
なかには1mから2mに及ぶ大盆栽もあり、宮殿や大広間に飾られるにふさわしい荘重な印象を与えている。
樹形的にも、一般の盆栽を見慣れた眼には全く奔放に映る。
幹や枝の流れは型にはまらず、構成も人為的なところが感じられない。
これは長年に渡る人の技は極端に少なく、水も肥料もひかえめに持ち込まれたことによる。
限られた鉢の内で、自然の姿をより追求した姿とも考えられるわけで、この点でも興味が尽きない。
鉢植日記のクロマツ 鉢植日記のクロマツ

 盆栽は、伝来のほぼ中央、大道庭園の一隅にある。
坂下門からは北へ乾通りを行き、左折して5百mほどのところが盆栽管理所である。
ここに三代将軍遺受の松や名木として知られる檜などが細心の管理のもとに置かれている。
 こうした世に知られた由緒ある盆樹ばかりでなく、素焼き鉢に収められた数多くの松、雑木類、梅など数にすれば相当のものがある。
伝来では新春を祝い松竹梅など多種の植物が御所のあちこちで飾られる。
その寄せ植えもここで作業されるのである。
12月の初旬、つぼみのふくらんだ梅をフレーム内にとり込み、暮れもおしつまったころ庭園課の人々が寄せ植え作業をするという。
 松竹梅用の梅も、盆樹に似て丈が高いものが多く、フレーム内置場では倒伏を防ぐために竹竿が渡され、幹途中で固定してある。
作られた松竹梅自体も大振りで、一般に見る姿ではない。
梅は古樹であり、風格ある独特の寄せとなるわけだ。
 細心に管理され、威容を誇る伝来の盆栽であるが、すべてが順風であったのではない。
第二次大戦の終末近く、食料難の時代にそなえ、盆栽仕立場はサツマイモ畑と化したという。
鉢植日記のクロマツ 鉢植日記のクロマツ

鉢植日記のクロマツ 鉢植日記のクロマツ

 この時多くの盆栽は小石川植物園に植えられることになったが、すべてをなくすのはしのびなく、数百の盆栽が残されたものだ。
 激動の時代とともに昭和初期から伝来の盆栽に関わってきた盆栽園園主は当時の様子を、 「盆栽は、荒れ放題ということでした。
戦争の激しいころは兵隊さんがたくさん中に入っておりましたから彼等に頼んで下の濠から水をくんでもらい、水やりをしていたということです」と言う。
 伝来も豊明殿をはじめとする多くの宮殿が焼失し、盆栽も火の粉を浴びたことと思われる。
なかには鉢のまま土に埋められた盆樹も多数あったという。
伝来の盆栽には数多くの人々が関わり、今では名を知られぬ関係者の文字通り生涯を賭しての活動があったことを忘れてはならないだろう。
鉢植日記のクロマツ 鉢植日記のクロマツ

荒れ放題の姿であった盆栽を復活させた功労者の1人である。
 今日伝来の盆栽は、プロの盆栽家が手入れをしている。
 「当時の盆栽は、肥料もやらず、植え替えもしない、ただ水をやるだけなのです。
ですからあの枝は枯れた状態でした。
手入れとしても普通の方法では樹がもたない。
そこで抜き出した根を包丁でズバリと豆腐を切るように切り、根をとかないで植え替えました。
 そのころ伝来は『米寄こせ運動』などで騒然としており、シャモジを持った人々が宮内庁の赤絨毯の上を駆け回っていたという。
そのなかで数百年の盆樹が始めて本格的な植え替えをなされたわけである。
鉢植日記のクロマツ 鉢植日記のクロマツ

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鉢植日記のクロマツ

さて、紫式部をつくるうえで、忘れてはいけないことがある。
春先にこやしをやらない。
花が咲くまでは、こやしをあたえない。
こやしをあた、疋る'と、枝が徒長し、そのうえ枝の内部がストロー状だから、かなり作りにくいものになる。
こやしは、整姿後にあたえることだ。
花が咲き、実がつくまでは、病虫害への注意もおこたりなくする。
スミチオンやマラソンを定期的に散布する。
それから、紫式部は水を大いに好むので、このこともお忘れなく。
紫色の実を楽しんだら、秋には針金をはずし、今年伸びた枝を10㎝だけ残し、切リこんでおく。
この処置を↓ておけば、来年の夏も充分に楽しめるし、持ち込んでいけば、あなたのできのいいこどものひとーーになるだろう。
手軽に買えて、作りやすい紫式部。
鉢植日記のクロマツ


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