秘めたる魅力を語る。 マツ類、雑木、花ものなどに数々の樹木が登場する鉢植え界で、ザク回はその中心となる樹と考えて良いものであります。 現在はほとんど見捨てられた状態で、人々の話題になることもなく,感動的な名木の登場も見られない。 秘められた多くの魅力を思うとき、何故にこの木が人々の心を捉えることができないのか、改めて考えて見たいと思う。 伝えられる所では、明治30年代の終わり喫から異協な人筑となり、それ以来大正から昭和の初期まで、40竿近くも続いたのであります。 今薗残された当時の名木集にも、他の雑木類を圧して多くの名木が登場しています。 |