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秋のみのり


これ秋のはな

ボンサイを賞美する要点は、幹肌の色艶や荒れ具合、葉性の良否、花の美しさ、実の俳味、幹と枝との調和、鉢合せなどがあって、生まれながらの持ち味の"何か"を感じるものを生かすようにして、わらかな乳白色の幹肌にあると思います。
前年、帯広地方を訪れた際拝見したぶなのボンサイも、どことなくやさしさと暖かさを秘めた美しさが感じられました。
ただ幹肌の良さだけでも楽しめるものが多かったことが思い出されます。
この樹の白く綺麗な幹肌は見事で、肌に傷のないのがさらに観賞価値を上げています。
黒く汚ならしいぶなでは、いくら樹形が良くっても魅力がないものといえるのです。
実際問題、帯広地方はぶなにとって住みよい環境なのかというと、好条件に恵まれた場所のようです。
考えられることは空中温度が低く地衣類が付着しないことではないでしょうか。
それにしても、冬期は想像以上に温度が低くなるので、越冬させる対策は泣かされるほど苦労していることでしょうね。
さて、正面が決まっている樹でも、見方によっては正面を変えたほうが良いのではと思えるものが割合に多いものです。
この樹は根張リ、立ち上がり、幹模様、枝の状態などを検討してみても、どうもこれ以上適当な正面とする位置は.現在で 山で年を経.たぶなは、上部の幹が真直ぐなのに、 日光の当らない根.尼か曲{.ているものか多く.根張りのいいものは極めて稀なものです。
この樹のように太根が四方に張った樹は、いい根張りと見なくてはならないでしょう。
そして、樹形別に分ければ、一応、立木ということになるのでしょう。
"立ち上がりを見てください"といわんばかりの素直な立ち上がりの美しさが最も重要視されます。
その点は力強くすっきり・したもので、白然な良さがあり、迫力すら感じられて見事です。
ご幹模様を見てみると、根元からほんのわずか左に立ち上がり、すぐに右に向って伸び、樹芯近くで再び左へと伸びて上部に行くにしたがって少しずつ細まっています。
山採りの際に樹高をつめて芯を立て替えたものだけに、上部で急に細くなっている状態ですが、山採り後の細かい心くばりによる樹づくりの成果で、白然の味を十分に感じさせて、それほど気にならず途中でつめた感じがなくなってきています。

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