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秋のみのり


これ秋のはな

銀杏・・・
樹が遠く離れていても、秋には間違いなく結実するといわれます。
それは雄から発する、ヒトの目には見えない微細な花粉が軽々と飛ぶからといわれます。
 いずれにしろ大変な生命力をもっているわけで、その実であるギンナン(銀杏)を、もし生のまま千個も食べると死亡する、と昔からいわれてきました。
 しかし、これは極端な例でしょうが、ギンナンの油漬けは、肺結核、せき、ぜんそくの民間療法として広く用いられてきました。
今でこそ国民の疾病種目がガン、心臓病、脳卒中と血管・心臓系に変化したため肺結核などはまったく注目されなくなってしまいましたが、このギンナンの油漬けの肺結核好転率は、ある大学の臨床例で70%を示すほどです(油漬けはギンナンを生のままゴマ油の中に100日間ほど漬けこむ)。
 ギンナンの成分には、炭水化物、脂肪、蛋白質、カルシウム、リン、鉄、ビタミンAのほかアスパラギン酸、それに微量の青酸配糖体も含んでおり、肺に関係する治癒成分としてはこれが最も有力視されています。
 面白いことに、漢方薬には加熱すると正反対の作用を示すものが多々見受けられますが、ギンナンの生のものには著しい利尿作用があり、加熱した焼きギンナンにはそれを抑える働きがあります。
殼を取り薄い果皮をつけた ままの生のギンナン15g個を少量の水を加えてミキサーにかけ、ハチミツを入れて飲む と、淋病やこしけに効き、一方、焼きギンナン5〜6個を夜尿症の子供に就寝前に食べさせると、軽い夜尿症なら90%以上は数日で完治するといわれます。
いま、欧米で注目か、これらはすべて実に関する話でしたが、秋に大量に落ちる葉の方は、全く有用性がないとして、せいぜい焚き火の具に供されるぐらいでした。
ところが15年ほど前に、日本から送ったイチョウの葉から、西ドイツの医薬品メーカーが特殊な成分を抽出し、それを臨床応用したところ大変にすばらしい効果のあることがわかり、現在これが製品化されています。
そしてドイツやフランス、スイス、スウェーデンでは全医薬品売上げの上位を占めるほどになったのです。
 では何故に、イチョウの葉はそんな人気ものになったのでしょうか。
一つには、その特殊な成分にあります。
それはフラボノイドという、別名ビタミンPと呼ばれる物質の存在です。
このフラボノイドには動脈、静脈、毛細血管を強化・正常化する働きが知られ、イチョウにはそれがたくさん含まれていることがわかったのです。
フラボノイドとは余り聞き馴れない名前ですが、簡単にいえばルチンと同じ仲間で、よく「ソバを食べると血圧によい」といわれるのも、このためです。
しかも、その効果たるや動脈硬化や高血圧だけに限らず多方面に及び、特に脳および末梢血管に効果大で、過剰な摂取にもビタミンC同様まったく害はなく、老人ボケ予防と解消の。
旗主″として、今ヨーロッパでホットな話題となっています。
 わが国も欧米と同じ高齢化社会が目前の今、このイチョウ葉エキスの効用は必ずや注目されるに違いなく、数年ののちにブーメラン現象が起きることでしょう。

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