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秋のみのり


これ秋のはな

枝棚のある太幹素材は、枝基部は畑作り段階で作る。
まず目的の場所からシュート状に伸ばす。
太さに目標がある場合、その時点で先端を止める。
弱い枝は切らないで伸ばしてよい。
次に5月初旬〜中旬にかけて、基部の葉2〜3枚を落とす。
葉を取られた葉肢の葉は必ず葉芽となり、短節で切り込むことができる。
 枝棚を大きくしたい場合や、双幹樹風に作る場合、数年を要して前述の方法で切り返していく。
この場合も多少の曲では太るにつれ直線状になるため、下垂したり、激しく左右に振る枝を作るには、より以上に曲付けするつもりで行なう方がよい。
 枝棚のある素材の長所は次の2点である。
@鑑賞上、枝棚を中心として、空間をとりながら枝作りにとりかかれることで、ハサミ作りで枝棚を作り始めるより数倍早い。
A幹から1年枝のみ多く出した素材では、多くが花芽だけとなり、先端にのみ葉芽が付きやすいので、吹かし直して作ることも可能だが、数年をかけて作った枝基部の技棚から出る1年枝に花芽を付ける方が良い。
‘  ここで畑作り素材の例を見てみよう。
素材は畑作り25年程度で、双幹樹風に根元から岐れた大枝があり、すべてが切り返しのみで作られている。
鉢上げする直前まで枝は背丈を越すまで伸長している。
枝基部は全部2〜3節葉を落としてあり、葉芽の充実が計られている。
一月中〜下旬、枝切りし掘り上げ、仮伏せ、根部分ばかりでく全体に土をかけ越冬させる。
次に素焼き鉢に上げ、一年間の根作りと、花芽づくりに入ることになる梅切らぬ馬鹿というが、梅の性質をよく知る者の言葉かもしれない。
さて、驚くほど根を切りつめられた梅は、短枝を多く伸長させるし、幹から直接出る1年枝には花芽が多く付き、正月用の商品にふさわしくなるわけだ。
 この一年間の養成期間においても、強く伸長する枝は前述のように目的の太さで切り込み葉刈りする。
樹勢があるものでは2本、2番芽が伸び、この枝は花芽が少ないばかりでなく、先端は芽摘みか切りつめにより必ず葉芽となる。
商品としては花芽が多い方が良いわけで、樹づくりの面では矛盾があるところだ。
この素材では、花芽は小さな短枝にびっしりと付き、後の枝作り用の枝には確実に葉芽が残されている。
このようにまったく傷の目立たない素材であるが、lcm程度の切り返しで形作られている枝を切りつめ、仮伏せして翌春鉢上げし1年間の養成に入る。


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