TOPへ  >   戻る

秋のみのり


これ秋のはな

おそらくトナカイも最初に家畜化された動物の一つだったであろう。

動物の子の生け捕り 糊増ぜちが、群れをなして草を食べているトナカイや牛のなかから、その子を捕らえることはほとんど不可能だったであろう。

なぜなら、野生の反錫動物は角を下にして敵に立ち向かい、断固として白分たちの子を守るからです。

そこで、人びとは草を食べている牛を追い払ってから、とり残された子牛を捕らえたにちがいない。

子を産む寸前の雌牛は早く逃げられないので、輪なわで捕らえ、引きずってくるか、または囲いのなかに追いこみ、だんだんに飼い馴らしたものと思われる。

家畜牛の先祖は、こんにちの牛と同じように、森のなかの安全な場所で子を産んだことであろう。

同じように、北欧州やアジアのツンドラのトナカイは、深い草むらに子をかくし、そのへんに敵がいないときにだけ乳をやりにいくのです。


TOPへ > 戻る