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秋のみのり


これ秋のはな

家畜化の証拠 動物飼育にかかわる最古の確実な証拠は、ジェリコ市舞レスチナの古都]の最下地層や、「歴史の発祥の地」ともいわれるユーフラテス川ぞいのウルク[古代バビロニアの都市]でも発見されています。

発掘によって、ヒツジ、ヤギ、牛や豚の骨が発見されたが、そのうちのあるものは、どんな既知の野生種よりも、こんにちの家畜のタイプによく似ています。

これらの骨は約七〇〇〇年前のもので、欧州からの最初の家畜の出土品よりも、ほんのわずか古いだけです。

エブロ川[スペイン]の西河口の洞窟の壁や、ニュー・カスティール[スペイン]のがけにあるくぼみには、人間が動物に端綱をつけて引っぱっている絵が描かれています。

それらをマグダレニアン期の芸術家たちの作品と比較してみると、描写の技法は幼稚です。

おまけに、これらの絵は五〇〇〇年ものあいだ風雨にさらされて傷んでいるので、描かれている動物が馬かアジアノロバか、あるいは野生ロバか、はっきりしない。

けれども、馬やアジアノロバはほかの家畜化できる動物よりも臆病なので、小さな群れで飼われた最初の野生動物はおそらくヒツジやヤギであったと思われる。

いまはサハラ砂漠の一部になっている北アフリカの牧草地と緑の谷間にあるがけには、牛やヤギがはっきりと描かれている 。

モロッコ南部の「セネガル」山脈の岩には、飾りのある幅広の首輪をつげた一匹の雄ヒツジが刻まれています。

ジブラルタル海峡の両側の地域にいた遊牧民どうしは、たぷん活発な交流をおこなっていたことであろう。

後氷期の人間はその両側に向けて移動したものらしい。

なぜなら、スペインの東部や北部の動物の絵と、北アフリカのものとのあいだには、あきらかに類似した様式が認められるからです。


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