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秋のみのり


これ秋のはな

我々たちは、これらの絵を見て雌牛と子牛を簡単に区別することができるし、また家畜小屋の実用的な配置、つまり二つの区分けとそのかいばおけにはおどろかされる。

次ページにあげた絵は、第一一王朝の王たちが君臨していたころの約四〇〇〇年前のテーベ[古代エジプトの首都]で、堅木に彫られたものです。

紀元前二一〇〇年ごろの浮き彫りには、子牛といっしょにいる角のない雌牛が見られる。

一人の奴隷が忙しそうに乳をしぼっています。

子牛は母牛の左前足に、編んだ革ひもか綱でしばりつけてある。

神話のなかの雄牛 近東の古代王国から伝わるほとんどすべての家畜の描写は、これらの動物にたいする宗教上の崇拝を表しています。

牛はもっとも強大な神にささげられた。

そして牛白身も神の化身とみなされ、いっぽう神は家畜の群れの守護をつかさどるといわれていた。

神聖な動物のなかでもっとも有名なものはハピ(アピス)とよばれる黒い雄牛で、エジプトの神プターの象徴であり、また化身でもあった。

雄牛のハピは、ひとすじの光線によって妊娠した処女牛から生まれたと信じられていた。

そのハピが死ぬと、国中であたらしい雄牛がさがし求められた。

雄の子牛は、ひたいに白い三角形、右側に白い三日月、背中にワシの形をした明るい斑点、そして二種類の毛がある。


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