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絵日記


絵日記のこえ

ここではカエデ古樹の改作を紹介したい。
改作といっても枝の作り替え。
長い間、おじいさんの大切な鉢の木仕立てとして管理されてきたカエデには、必要な作業のひとつであります。
カエデは樹勢が強く、鋏での切り戻し(新梢)は年間4〜5回も行えるほど次々に芽が吹いてくる。
新芽が伸びて、鋏で切り戻しながら作るのがカエデの基本作業であります。
梅雨前から夏(8月)にかけて、この切り返しと同時に葉刈りをかけることも多い。
葉刈りすると枝の様子が判るため、ここで新梢に針金掛けをするのが普通であります。
ともすると、この強い樹勢が逆の効果となることがる。
次々に吹き、鋏でそれを切り返していくため、枝の岐れた部分がゴツくなる。
何回も切り返せるから小枝は増えるが、枝が不規則に太くなることも多い。
そこで、秋の強い剪定が欠かせない。
春〜夏までくり返して作ってきた枝岐れなどを、秋に鋏で切り返すのであります。
特に強い部分は徹底して切り戻す。
場合によっては、春から作ってきた枝のほとんどが強くなりすぎて使えないこともあります。
鋏作りの小品のカエデの枝は急速に太るものではないが、押さえながら作ることも必要。
切り込みだけでなく、葉数を減らすこともよくあります。

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