グミ 娘が始めたガーデニング鉢植え樹として良い素質を持つ樹種です。 古くから仕立てられており現在も素材の生産は少なくありません。 グミで注意することは、ご存じのように落葉グミと常緑グミの両方あることです。 落葉グミは、ナツグミ、アキグミ、そしてマメグミなどがあり、常緑グミはナワシログミ、マルバグミなどです。 前者を夏グミ、後のものを寒グミと呼びます。 夏グミ 4月~5月に花が咲き10月ごろ成熟するものをアキグミ、8月ごろ熟期をむかえるのをナツグミといいます。 マメグミは深山に白生するタカネグミとも呼ばれ花は6~7月、そして秋に成熟します。 実成りについては、ある程度の年数がたてばよく結実します。 実の付き方は、主に新梢の基部に花芽分化します。 したがって切り戻す場合、葉芽を残すように注意します。 切込みにもつよい樹種ですので、立て替えや枝づくりをかねて、短枝を増やして行きます。 寒グミ 常緑で10月頃花が咲き4月ころに成熟するグミの総称です。 実成りの面での短枝の充実という基本は夏グミと変わりませんが、常緑でしかも花時期、実の成熟期がまるで逆なのでいくつか注意が必要です。 寒グミの切り込みは実の終る6月ごろが適当とされています。 実成りの観賞を大切にするためですが、冬場の切り込みや、3月~4月の植え替え時の勇定もかまいません。 植え替えは5月~6月が行われて いますが、前述のように3月~4月に実施する場合も多いようです。 |